【詳報】警察への不満アンケート「逮捕」編 弁護士の3分の2が疑問視「安易に逮捕しすぎ」
弁護士ドットコムは、会員の弁護士に「警察の対応への不満」についてのアンケート(実施期間:2022年12月21日〜2023年1月9日)を実施し、105人から回答が寄せられた。結果を4回に分けて詳報する。
逮捕について疑問や不満を抱いたことはあるかとの問いには、66.7%の弁護士が「とてもある」「ややある」と答えた。「安易に逮捕しすぎる」など必要性を問うコメントが多く見られた。
弁護士ドットコムは、会員の弁護士に「警察の対応への不満」についてのアンケート(実施期間:2022年12月21日〜2023年1月9日)を実施し、105人から回答が寄せられた。結果を4回に分けて詳報する。
逮捕について疑問や不満を抱いたことはあるかとの問いには、66.7%の弁護士が「とてもある」「ややある」と答えた。「安易に逮捕しすぎる」など必要性を問うコメントが多く見られた。
多様な背景を持つ法曹が必要だとして、司法試験制度が変わって15年超。当初74校あったロースクールは半減する一方、ローを経由しない予備試験が人気になるなど、当初の目的が揺らいでいます。
弁護士ドットコムは今年10月、新制度が始まった60期以降の弁護士500人にアンケートを実施しました。
旧制度よりも合格者数は増えたものの、弁護士になるためには依然として猛勉強が必要です。一方、メディアなどでは弁護士が多すぎるという意見も散見されます。多大な時間とお金、苦労をかけてなった弁護士という仕事を、弁護士たちはどのように考えているのでしょうか。
※パーセンテージは小数点第二位を四捨五入しているため、合計して100にならないことがあります
※アンケートの概要は雑誌『弁護士ドットコムタイムズ69号』(2023年12月)にも掲載しています
弁護士は裁判にどのような服を着て行くのかーー。服装に決まりはないとされているが、「スーツ」のイメージを抱く人は少なくないだろう。弁護士ドットコムは「法廷ファッション」について、会員の弁護士にアンケートを実施した(2022/11/25-2022/12/4)。回答者は112人(男性80人、女性32人、その他0人)。
裁判に着て行く服装を複数回答で聞いたところ、男女ともに過半数が「スーツ」と回答した。一方、「オフィスカジュアル」との回答も全体の約3割あり、女性だけではなく、約3割の男性が選択していた。「カジュアル」を選択したのは全員男性だった。また、裁判に行く日と行かない日で、服装を変えることが「ある」と回答したのは約6割で、シチュエーションに応じてコーディネートを変えている弁護士が半数以上いることがわかった。
具体的なデータについて、以下で紹介する。